櫻塾のご案内

「メソード演技」ってどんな演技ですか?

1947年、ニューヨークに設立されたアクターズ・スタジオから数多くのアメリカを代表する俳優たちが生み出されました。俳優たちを指導していたのが芸術監督だったリー・ストラスバーグで、その指導方法が「メソード演技」と呼ばれるようになり、世界的に知られるようになりました。

「内面からの演技」とは?

1964年に公開された「質屋」というアメリカの名作映画があります。
主演ロッド・スタイガーの演技が注目をあび、第14回ベルリン国際映画祭で男優賞を受賞しています。2008年にアメリカ議会図書館に永久保存するアメリカ国立フィルム登録簿に登録されました。

さて、〈性格俳優〉と言われる彼の演技は、一体どのようにして生み出されたのでしょう。最近になってようやくDVD復刻版が出されましたので、「質屋」のロッド・スタイガーの「内面からの演技」がまた観られるようになりました。
アクターズ・スタジオで指導されていたのは、まさしくこうした心の動きがそのまま観客に伝わってくる「内面からの演技」なのです。のちに「アクターズ・スタジオ」からはアル・パチーノ、ダスティン・ホフマンなど世界的なスターが数多く生み出され、名作が次々と作られました。

守輪咲良が教える「メソード演技」とは?

映画「質屋」との出会いが、私の「メソード演技」との出会いにつながりました。
この映画をみて大きな衝撃を受け、ロッド・スタイガーの「内面からの演技」に心を揺さぶられ、何をどうしたらこういう演技ができるようになるのだろう──その訓練法を知りたい! その一心でニューヨークへ向かいました。それから10年の歳月をかけてリー・ストラスバーグから直々に「メソード演技」と呼ばれる「内面からの演技」の指導を受けました。これが私の演技指導の背景であり、咲良舎/櫻塾ではこの「メソード演技」が基盤になって演技指導が行われています。

アクターズ・トレーナー

北斗星のキャビンでくつろぐ咲良

守輪咲良
プロフィール詳細

レッスン内容

「メソード演技」の目指すものとは?

「メソード演技」では何を一番大切にし、どんな演技を目指しているのでしょう?
何より俳優たちの演じる登場人物が、観ている人たちに〈生きた人間〉として感じられ、舞台上で起こっている出来事が演じている俳優にも観客にも信じられることが大切です。

そのためには、舞台上での『真実』を探すこと、そしてそれを実現するためには演技の基礎力が必要なのです。
俳優が自分のやっていることに迷いなく信じられ、観客やカメラの前で緊張することなく、求められている演技に集中できるようになるためには、この基礎力がどうしても必要なのです。基礎力なくして、クリエイティブな演技を舞台上で繰り返すことはできません。

癖と緊張を取り去る!

演技の基礎力を身につけるには何が必要でしょう? まず、自分の「心と身体の癖」を取り去る必要があります。癖は個性とは違うもので、癖が強いと心も身体も自由になりません。そして本来の個性が発揮されにくくなります。指導が入るべきところにスムーズに入っていきません。考え方にも「思考の癖」があります。例えば、台本を読むとき、〈あなた自身の考え〉で読んでいませんか? 「思考の癖」をもったまま台本を読むと、作品の本質が見えてきません。

多くの場合、心にも身体にも癖のあるところに緊張がみられます。「メソード演技」の基礎トレーニングとして、この心身の緊張を取り去る〈リラックスゼーション〉に時間をかけ、感覚への集中力を養うことなどがとても大事になります。俳優が何を見て、何を感じて、どう行動するか、上っ面な声でしゃべるのではなく、セリフが身体を通して語られているか・・・など、そういった事が基礎の土台になるようにエクササイズができています。

役への集中力を養う!

役の人物はあくまでもあなた自身が演じるのです。つまり役の人物が劇中で体験することは、あなたの体験そのものとなります。あなたの感性、声、身体すべてが役作りの土台に大切な要素となり、人物の生きた血肉となっていきます。俳優の肉体や声だけでなく、心、言葉、思考のすべてを総合して「楽器」と呼びますが、エクササイズを通して「楽器」の癖を取り去り、整えられたあなたの「楽器」をもって舞台に立つことからシーン・ワークがはじまります。

「メソード演技」を学ぶには、エクササイズとシーン・ワークが重要な二本柱になっており、シーン・ワークでは役への集中力を養います。集中力アップにはスピーク・アウトの手法を学び、「与えられた状況」に入っていく訓練を受けます。大切なのは、演じている最中に頭のなかで自分のやっていることをチェックしないこと。よくあることですが、失敗を反省したりして成すべき事への集中が損なわれないようにすることです。そのために舞台上で何をどうしなければならないかを学びます。

各コースのご案内

本コース

【対象】

プロ及びプロを目指す方。
本塾での初心者コース、メソード演技、もしくはスタニスラフスキー・システムを1年以上学んだ経験がある方。

【内容】

《本コースが目指すレッスンとは?》
演技の基礎を土台に台本を使用して役を演じるまで。「与えられた状況」への集中の仕方。内面のコントロールなど。

【日時】

毎火曜 18:00~20:45
毎金曜 13:00~16:00

【会場】

主に目黒区民センター及び鷹番住区センター

【募集人員】

10名程度

【レッスン料】

15,000円(税込・月謝制)

※入会費はありません。
※お申し込み方法はページ下部をご覧ください。

初心者コース

【対象】

演技の基礎を本格的に学びたい方。プロ、アマを問わず「メソード演技」を体験してみたい方。演技経験のない方、歓迎です。

【内容】

《初心者クラスが目指すレッスンとは?》
心身のリラックス、感覚への集中を中心に「楽器づくり」に時間をかけ、エチュードを通して舞台上での集中の仕方を学ぶ。

【日時】

週1回(詳細は決まり次第お知らせします)

【会場】

主に目黒区民センター及び鷹番住区センター

【募集人員】

10名まで

【レッスン料】

10,000円(税込・月謝制)

※初回のみ3ヶ月分を前納していただきます。個人レッスンを受けた方は3ヶ月前納の必要はありません。
※入会費はありません。
※お申し込み方法はページ下部をご覧ください。

個人レッスン

クラスを受講する前にレッスンではどんなことをやるのか、はじめる前にやってみたい方にお薦めいたします。個人レッスンで時間をかけて詳しく説明を受け、身体を慣らした上で本コースや初心者コースを受けることで、戸惑うことなく、スムーズにレッスンを進めていきやすくなります。
また、プロとして演技経験のある方で「メソード演技」の基礎やテクニックを本格的に学びたい方、体験してみたい方、毎週同じ時間にクラスに参加することが難しい方などには特にお薦めいたします。講師と受講する方の都合のつく日時を予約することができます。料金、会場などはお問い合わせください。

※お申し込み・お問い合わせ方法はページ下部をご覧ください。

見学について

本コース、初心者コースの見学をご希望の方はお問い合わせください。

お申込み・お問い合わせ

下記のメールフォームより、
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・メールアドレス
・参加(または見学)ご希望日
をご記入の上、送信ください。折り返し担当者よりご連絡いたします。

お申込みフォーム

お申込み後、下記のPDFを印刷、記入し当日お持ちください。
※印刷環境のない方は、PDFの内容をメールに記載いただいても結構です。

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